アメリカのスーパーマーケットのホルフーズは
45万円商品を無料することによって、1000万円以上得した。
(宣伝効果では数千億円の効果があったと思われる)
ホルフーズは、アメリカの自然食品小売業界を代表する小売チェーン。
1978年に創業して、現在は店舗する465店、従業員87000人売上1兆7700億円。
2007年、ホルフーズのあるお店ですべてのレジが突然故障してしまった。
新しいシステムのコンピュータを導入したのが原因らしい。
困惑するレジスタッフ。
目の前にはレジに並ぶ長蛇の列。
これを見た副店長の、テッド・ドノヒューは、すぐさま現場で決断した。
「故障が直るまで、すべての商品を無料にするんだ!」
レジのスタッフは、
「レジが壊れていますから、そのままお持ち帰りください(^^)」
と、袋に詰めた商品を次々と手渡して顧客を驚かせた。
レジが直るまでのお店の損失は45万円!
この副店長の決断を責めるものは誰もいなかった。
この決断の結果は明白だった。
顧客からの感謝の手紙が山ほど届いたのだ。
このストーリを地元の新聞社も大きく取り上げた。
自ら広告をだすと、押し売り感があるが、このストーリを新聞で見たものは
そのスーパーで購入したいと思ってしまうのは火を見るよりも明らかである。
このストーリのマーケティング効果は絶大である。
天下のトヨタ自動車なんかも宣伝費を毎年数千億円使っているが、
それよりもマーケティング効果は大きいといえる。
まさに、損して得とれである。
会社が倒産するかはカスタマーサービスの対応でわかると言うが、
現場の人が裁量権をもち、やりがいをもって働いている会社は間違いなく倒産しない。
今の日本のカスタマーサービスま自動音声だったり、只今電話が混み合っておりかかりにくくなっておりますといった音声が流れてくる。
只今ではなく、いつも経費削減のためにかかりにくくしております。だろう。
倒産決定だね。右肩下がりに売上下がりますよ。
なぜこんな馬鹿なことをするのでしょうか?
サラリーマン社長で任期中の利益だけしか注目してないからでしょう。
日本を復活させたかったら、
【顧客を感動させる予想を超えたカスタマーサービス】
に、しましょうね\(^o^)/