遠視と老眼はどちらも虫眼鏡のようなメガネを使用するので、
同じと思われがちですが原因が違います。
まず、ものが見える仕組みは、身に入ってきた光は角膜、続いて水晶体を通って
眼球の奥にある網膜に到達します。
網膜に到達するときにピントを合うように水晶体が厚さを調節します。
同じ水晶体の能力だとしても、目の長さでピントが合うか合わないか変わってきます。
網膜までの距離が20mmでちょうどピントがあるとしたならば、
距離が22mmの人は、近視。
距離が18mmの人は、遠視になります。
遠視と老眼のちがい
遠視は遠いところを見るときの屈折異常であるのに対し、
老眼は老化による調節以上で近いところを見るときだけの問題になります。
遠視の場合
水晶体から網膜までの距離が短い人を遠視といいます。
老眼の場合
老化のために水晶体の弾力性が弱まり、近いとことを見る際に網膜にピントが合わなくなるのを老眼といいます。
・落ち着きがない
・飽きっぽい
・目が疲れやすい
・見にくそうにする
などの症状があるお子さんは遠視かもしれません。
個性もありますが、子どもは伝える能力が低く、うまく親に伝えれてない可能性があります。上記の症状があるのであれば、一度、眼科医に受診することをオススメします。
老眼の問題点
目が見えにくくなると色々な不具合があります。
・頭痛
・目の疲れ
・肩こり
・吐き気
などなど
最近は親切なお医者様も増えてきていますので、
どんなメガネをかければ疲れにくいか、どんな治療をすれば最善なのかも教えてくれるお医者様が増えています。
なので、素人考えはやめて、プロの眼科医に受診して悩みを解消することをオススメします。