コミュニケーション 本 おすすめ
これは大人になったら必読だと思います。
ビジネスをする人に一番読まれていると言っても過言ではありません。
その本とは?
D・カーネギーの人を動かす
この本は本当に衝撃を受けました。
「人が生きて行く上で身につけるべき人間関係の原則」
をまとめた本なのですが、1937年に初版が発行されていますが、本当に本質をついているので今現在でもまったく色あせていません。
デール・カーネギーの「人を動かす」をざっくり下記に5分でわかるようにまとめました。
人を動かす三原則
①盗人にも五分の理を認める
どんな犯罪者も自分が悪いことをしたとは思っていません。
自分には優しい心を持っていて自分を守るために犯罪をしかたなくしたと思っています。
なので、あなたの周りの人たちにも非難するようなことをしてはいけません。
なぜなら、犯罪者でも自己正当化するのですから、普通の人が自己正当化するのは当たり前なのです。
なので、決して人を攻めてはいけません。どんな人にも尊敬の念をもって、その人になりきって言葉がけをしてみましょう。
② 重要感を持たせる。
これは、子供を見れば分かりやすいと思います。人に褒められたり認められるために頑張るのです。
認めるような言葉を使えばおのずと自分から動くようになるでしょう。
③人の立場に身を置く
成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。
その人になりきることによって、その人が何を求めているかもわかり、その人がどのように言えば動くかわかるようになる。
人に好かれる六原則
①誠実な関心を寄せる。
人は自分に関心があるものを好きになるものである。
まずは、挨拶から始めよう。
②笑顔を忘れない。
自分に笑顔を振りまいてくれる人を人は好きになるものである。
作り笑顔も自分自身のために努力してくれていると思えば好感を持てるものである。
③名前を覚える。
自分の名前を覚えてもらえると、その人に取って私は重要な人間だと思えるものである。
④聞き手にまわる。
人は、自分の話を聞く人を好きになるものである。
⑤関心の有りかを見抜く
相手の好きなことや関心のあることを話させるようにする。
⑥心から褒める。
褒められるとうれしいものである。それと、自分が重要な人物に扱われていると思え好感を持つのである。
人を説得する十二原則
①議論を避ける
議論に勝っても、その人は動かない。
②誤りを指摘しない。
自分の誤りを認める人は10人に1人もいない。自己正当化にはしり、事実を捻じ曲げこちらを非難してくるものである。
自尊心を傷つけ、敬遠され、話し合いもできなくなるのが落ちである。
あなたが100%正しくてでもある。
③誤りを認める。
自分に否があったら即座に謝るべきである。そうすれば相手もゆるすきもちになり、予想以上にいい結果になる。
自分自身の気持ちも愉快な気持ちになるものである。
④穏やかに話す。
穏やかに話せば、気難しい人間も打ち解けてくるものである。
⑤イエスと答えられる問題を選ぶ
イエスと言い続けると、イエスと言うことのハードルが下がってくるのである。
⑥しゃべらせる。
相手にしゃべらせると、気持ちよくなり少しはこちらの言うことを聞こうとするものである。
ことらは、ほとんどしゃべっていないので、こちらの要望を聞いてあげたくなるようである。
⑦自分が考えたように思わせる。
ヒントを与えて自分が考えたと思わせると絶大な効果がある。
人のいうことは聞かない変な人間は居るのである。その人には手柄を与えて説得するのが効果的である。そんな人間と関わるのは時間の浪費であるので割り切りましょう。
⑧人の身になる。
人を説得しようとする時はまずは目を閉じて相手になりきり、相手の立場になってどのような方法が良いのか考える。
⑨同情を寄せる。
人間の四人に三人は、同情されたいのである。
まず同情してから説得にあたりましょう。
「それは大変でしたね。あなたがそう思うのはもっともです。もし、私があなただったら、やはり、同じように思うでしょう。」
こう言って話し始めるのが効果的である。
⑩美しい心情に呼びかける。
人間は誰しも理想主義的な傾向を持っています。
自分の行為は自己正当化するものです。
人をごまかすような人間でも、相手を信頼して、正直で公正な人間としてあつかるとそうなってしまうものである。
⑪演出を考える。
期待を超えることをされると、心が動くものである。
相手の興味を示すような演出をするべきである。
⑫対抗意識を刺激する。
人間は誰しも負けず嫌いである。
そこを利用して対抗意識を刺激をすることが人を説得する極意である。
次の記事は人を変える九原則です。