自己統制力の実験
ダイエットに成功しないのも「決断疲れ」によるものかもしれません。
ミネソタ大学のキャスリーン・ヴォース教授らは、決断を重ねると自己統制力が弱まっていくことを次の実験で証明した。
30人の学生を
「選択作業をするグループ」
「選択作業をしないグループ」
の2つに分けた。
選択作業をするグループは292の選択作業の質問をされて答えた。
選択作業をしないグループは292の質問をされて、答えた。
その後、2つのグループはまずいジュースを飲んだ量によってお金を支払うといわれた。まずいジュースをどれだけ飲めるかで自己統制力がどれだけ残っているか実験しようというのだ。
結果は明らかであった。
選択疲れをした方は、圧倒的に少ない量しか飲めなかった。
決断を重ねるに連れて自己統制力が無くなるのだとすると、ダイエットに失敗してしまうのもうなずける。
ダイエット中というのは自己統制のための決断の連続だ。
「これは太るから買うのをやめよう」
「これは、カロリーが高いから買うのをやめよう」
「炭水化物はやめよう」
「これは量はすくないけどカロリーは高いからやめよう」
実は、ダイエット中というのは、普段よりも決断する回数が劇的に増えるのである。
そうすると、自己統制力はどんどん弱まっていく。
脳が疲れていくのだ。
脳の疲れをとるのに良いのがブドウ糖である。
これは、米・パン・麺などの炭水化物に多く含まれている。
これは、ダイエットの大敵!
ダイエットのため毎日決断と選択が劇的に多くなる
↓
自己統制力が減る
↓
でも、炭水化物をとらない。ダイエットを継続する
↓
自己統制力が麻痺する
↓
まともな決断ができなくなる
↓
もうどうにでもなれ
といった、悪い流れでダイエットに失敗してしまうのである。
なので、選択しなくても良いようにはじめからなにを食べるのか決めておくのも良いかもしれません。
それと、自己統制力が麻痺しないように、たまには炭水化物を食べて脳の疲れを取り除くのが良さそうですね。
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